映画の世界で最も有名なアカデミー賞が、来年から生成AI(じぇねれーてぃぶAI:文章や画像を自動で作るAI)が演じた演技や書いた脚本を受賞対象外にすると発表しました。実は昨年、「AIでも候補になり得る」とルールを変えたばかりだったのに、また変更したのです。

なぜでしょうか?それは俳優(はいゆう)や脚本家(きゃくほんか)の仕事を守るためです。例えるなら、運動会の徒競走(ときょうそう)で電動自転車を使うようなもの。技術は便利でも、それでは人間の努力や才能(さいのう)が評価されなくなってしまいます。

ただし、AIを「道具」として使うのはOKです。脚本家がアイデア出しにAIを使ったり、映像編集(へんしゅう)でAIを活用するのは問題ありません。ハリウッドの映画産業は年間約500億ドル(約7兆円)もの巨大市場。人間の創造性(そうぞうせい)とAI技術のバランスが、これからの創作の鍵(かぎ)になりそうです。

💡 ひとことメモ:AIは便利な道具だけど、人間にしかできない「創る喜び」や「表現する心」は、これからも大切にされていくんだね。