探究プロジェクト案
数週間で取り組む、主体的なAI探究プロジェクト3本
探究プロジェクトとは
1回の授業では扱いきれない「深い学び」を、数週間かけてじっくり取り組むプロジェクト型学習です。 グループワーク・調査・発表を通じて、AIについての理解を深めながら、主体的に学ぶ力を育みます。
総合的な学習の時間、探究の時間、文化祭の出し物など、さまざまな場面でご活用ください。
プロジェクト① 「AI新聞をつくろう!」
期間:2週間 | 対象:小学5年〜中学1年
概要
AIに関するニュースを集めて、調べて、自分たちの言葉でまとめた「クラスAI新聞」を制作します。 情報を読み取る力、要約する力、伝える力を総合的に育てるプロジェクトです。
週ごとの計画
第1週
情報収集&記事選び
1
「CFOのAI教室」や新聞・ニュースサイトからAI関連記事を集める
2
グループ(3〜4人)で担当テーマを決める(例:生活のAI、学校のAI、未来のAI)
3
記事を読み比べて、新聞に載せたい記事を選ぶ
4
「5W1H」で情報を整理する
第2週
新聞制作&発表
5
見出し・リード文・本文・イラストを分担して制作
6
コラム「AIについて思うこと」を全員が1つずつ書く
7
完成した新聞をクラスで発表・掲示
8
他のグループの新聞を読んで感想カードを書く
評価ポイント
- 情報の正確さ(事実と意見を区別できているか)
- わかりやすさ(読者に伝わる文章・レイアウトか)
- チームワーク(役割分担・協力できたか)
- 独自の視点(自分なりの考えが書けているか)
必要なもの
- 模造紙またはA3用紙(紙の新聞の場合)
- カラーペン・のり・はさみ
- タブレットまたはPC(デジタル版の場合)
- 「CFOのAI教室」の記事(情報源として)
プロジェクト② 「AIと人間の共存社会を考えよう」
期間:3週間 | 対象:中学生
概要
AIと人間がどのように共存すべきかを、調査・ディベート・提言書作成の3段階で深く考えるプロジェクトです。 多角的な視点で社会課題を捉え、自分の意見を論理的にまとめる力を育てます。
週ごとの計画
第1週
調査フェーズ
1
AIが社会に与える影響について、テーマ別に調査(医療・教育・仕事・芸術・交通)
2
AIのメリット・デメリットを整理してワークシートにまとめる
3
海外のAI規制(EU AI Act等)や日本の動きを調べる
第2週
ディベートフェーズ
4
ディベートのテーマ例:「AIは仕事を奪うか、新しい仕事を生むか」「AIに創作は任せてよいか」
5
賛成派・反対派に分かれて主張と根拠を準備
6
ディベート実施(立論→反論→最終弁論)
第3週
提言書作成フェーズ
7
ディベートを踏まえて「AIと共存するための提言書」を作成
8
提言内容:「AIを使うべき場面」「人間がやるべきこと」「必要なルール」
9
クラスで発表し、最終版をまとめる
評価ポイント
- 調査の深さ(複数の情報源から調べられているか)
- 論理性(主張と根拠が結びついているか)
- 多角的視点(賛成・反対の両方を理解しているか)
- 提言の具体性(実現可能な提案ができているか)
必要なもの
- タブレットまたはPC(調査用)
- ワークシート(メリット・デメリット整理用)
- ディベート進行表(時間配分シート)
- 提言書テンプレート(A4 1〜2枚)
プロジェクト③ 「AI活用ビジネスプランコンテスト」
期間:2週間 | 対象:中学〜高校生
概要
AIを活用した新しいサービスやアプリのアイデアを考え、ビジネスプランとしてまとめてプレゼンするプロジェクトです。 課題発見力、企画力、プレゼン力を総合的に鍛えます。起業家精神(アントレプレナーシップ)の入門としても最適です。
週ごとの計画
第1週
アイデア出し&企画
1
身の回りの「困りごと」「あったらいいな」をブレインストーミング
2
AIでどう解決できるかアイデアを出す(画像認識、自然言語処理、推薦システムなど)
3
ビジネスプランシートに記入:サービス名、ターゲット、解決する課題、使うAI技術
4
中間発表:アイデアをクラスで共有し、フィードバックをもらう
第2週
プレゼン準備&コンテスト
5
フィードバックをもとに企画をブラッシュアップ
6
プレゼン資料を作成(スライド5〜8枚程度)
7
ビジネスプランコンテスト開催(1チーム5分プレゼン+質疑応答)
8
審査&表彰(「最優秀賞」「アイデア賞」「技術賞」「プレゼン賞」など)
評価ポイント
- 課題設定の的確さ(本当に困っている人がいる課題か)
- AI活用の妥当性(AIが最適な解決手段か)
- 実現可能性(技術的に可能か、利用者は使いたいと思うか)
- プレゼンの説得力(論理的で聞き手を引き込む発表か)
必要なもの
- ビジネスプランシート(テンプレート配布)
- タブレットまたはPC(調査・プレゼン資料作成用)
- プロジェクター(プレゼン用)
- 審査シート(評価基準・採点用紙)
ほかの先生向けコンテンツ