評価ルーブリック
5つの授業指導案に対応した観点別評価基準(A/B/C 3段階)
① AIアートと著作権
生成AIで画像を作り、著作権について考える授業
| 観点 | A(十分満足) | B(おおむね満足) | C(努力を要する) |
|---|---|---|---|
| 知識・理解 生成AIの仕組み |
生成AIが学習データからパターンを学び、新しい画像を生成する仕組みを自分の言葉で正確に説明できる | 生成AIが既存のデータを参考に画像を作ることを理解し、概要を説明できる | 生成AIの仕組みについて十分に理解できていない |
| 思考・判断 著作権について多角的に考える |
AI生成物の著作権について、制作者・AI開発者・学習元の作者など複数の立場から考え、根拠をもって自分の意見を述べられる | AI生成物の著作権問題を理解し、賛成・反対のどちらかの立場で意見を述べられる | 著作権の問題があることは分かるが、自分の意見を十分にまとめられない |
| 主体的態度 議論に積極参加 |
自ら進んで発言し、他者の意見も傾聴しながら議論を深めることができる | グループ内で意見を発表し、他者の意見を聞くことができる | 議論への参加が消極的で、促されないと発言しない |
② AIニュースレポーター
AIニュースを選び、読み解き、クラスに紹介する授業
| 観点 | A(十分満足) | B(おおむね満足) | C(努力を要する) |
|---|---|---|---|
| 読解力 AI記事の要点把握 |
記事の要点を正確に把握し、背景知識と結びつけて深く理解できる | 記事の主要な内容を理解し、要点を抜き出すことができる | 記事の内容を十分に読み取れず、要点の把握が不十分 |
| 表現力 わかりやすく紹介 |
専門用語をかみ砕き、具体例や自分の考えを交えて、聞き手に伝わる発表ができる | 記事の内容を自分の言葉で整理し、クラスに紹介できる | 記事の内容をそのまま読み上げるだけで、自分の言葉での説明が不十分 |
| 主体的態度 興味を持って記事選び |
自分の興味関心に基づいて積極的に記事を探し、選んだ理由を明確に説明できる | 複数の記事から自分で選び、選んだ理由を述べることができる | 記事選びに消極的で、選定理由が曖昧 |
③ 未来の仕事とAI
AIが変える仕事の未来を考え、キャリアと結びつける授業
| 観点 | A(十分満足) | B(おおむね満足) | C(努力を要する) |
|---|---|---|---|
| 知識・理解 AIの活用分野 |
医療・交通・教育など多様な分野でのAI活用を具体例とともに説明でき、最新動向にも触れられる | いくつかの分野でAIが活用されていることを理解し、例を挙げて説明できる | AIが仕事に使われていることは分かるが、具体例を挙げるのが難しい |
| 思考・判断 AI×人間の役割分担 |
AIと人間それぞれの強みを分析し、効果的な役割分担を論理的に提案できる | AIが得意なことと人間が得意なことの違いを理解し、役割分担を考えられる | AIと人間の違いについて漠然としたイメージはあるが、具体的な分担を考えるのが難しい |
| 主体的態度 キャリアと結びつけて考える |
自分の将来の夢や興味のある職業とAIの関係を具体的に考え、主体的に発表できる | 自分の将来について考え、AIとの関わりを意識することができる | 将来の仕事とAIの関係について考えることに消極的 |
④ AIチャットの使い方
プロンプトを工夫し、AIの回答を評価する授業
| 観点 | A(十分満足) | B(おおむね満足) | C(努力を要する) |
|---|---|---|---|
| 技能 プロンプトを工夫できる |
目的に応じてプロンプトを設計し、条件や制約を付けて精度の高い回答を引き出せる | 質問の仕方を工夫し、ある程度意図した回答を得ることができる | 簡単な質問はできるが、工夫してプロンプトを作成するのが難しい |
| 思考・判断 AIの回答を批判的に評価 |
AIの回答の正確性・信頼性を複数の観点から検証し、誤りや偏りを具体的に指摘できる | AIの回答を鵜呑みにせず、正しいかどうか確認しようとする姿勢がある | AIの回答をそのまま受け入れてしまい、批判的な視点が不足 |
| 主体的態度 試行錯誤する姿勢 |
うまくいかない場合も粘り強く工夫を重ね、より良い使い方を追求できる | プロンプトを何度か修正し、改善しようとする姿勢がある | うまくいかないとすぐに諦めてしまい、試行錯誤が不足 |
⑤ AI倫理ディベート
AI技術の倫理的課題について議論する授業
| 観点 | A(十分満足) | B(おおむね満足) | C(努力を要する) |
|---|---|---|---|
| 知識・理解 AI倫理の論点 |
プライバシー・バイアス・著作権・雇用など複数の倫理的論点を理解し、具体的な事例と結びつけて説明できる | AI倫理の主要な論点を理解し、いくつかの具体例を挙げられる | AI倫理の問題があることは知っているが、具体的な論点の理解が不十分 |
| 思考・判断 根拠に基づく主張 |
データや事例を根拠として示しながら、論理的で説得力のある主張を展開できる | 自分の主張に理由を添えて述べることができる | 主張はできるが、根拠が曖昧で説得力に欠ける |
| 表現力 相手の意見を踏まえた反論 |
相手の主張を正確に理解した上で、論点を整理し、的確な反論を組み立てられる | 相手の意見を聞いた上で、自分の考えとの違いを述べることができる | 相手の意見を聞くことはできるが、反論を組み立てるのが難しい |
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